04900-170926 法律事務所の相談室にAppleTVが必要なわけ
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甲本総合法律事務所の相談室はオシャレ。弁護士事務所にありがちな色の濃い木目調の重厚な内装ではなく、採光が多くて落ち着いた明るいデザインです。2方向からの外光が注ぎこみ、あとの2方向は全面ガラスなので、開放的で居心地がいい。 その部屋の角には、大型フラットパネルモニタがあります。開所祝いに集まった他の弁護士から、「これ、何に使うのですか?」というご質問。ちょうどそこに甲本弁護士がいなかったので、shioが代わりに返答。 この大型モニタにはAppleTVが繋がっています。甲本弁護士は、事務所の開所時点からこれを設置するほど必需品だと考えているのです。shio的も、このような相談室とか会議室には、Apple TVを繋いだ大型モニタ(あるいはプロジェクタ)が必需品と思います。 https://flic.kr/p/ZBGM8m https://farm5.staticflickr.com/4448/37816369422_ee8ab0dc52_k.jpg
どう使うか。部屋に持参したMac/iPhone/iPadの画面を、ワイヤレスで表示するのです。テーブルを囲む参加者は誰でも、席に座ったまま、自分が持ち込んだMac/iPhone/iPadの画面を大画面に映し出すことができます。
例えば依頼者や相談者(あるいは会議参加者)が持っているiPhoneの中に証拠の写真や動画があれば、それをワイヤレスで大画面に表示。もちろんそのまま弁護士に提供するなら、AirDropで送ればいい。
逆に弁護士側は、資料、証拠、現場の写真、現場の地図(Google Map)、その他のあらゆる情報を自分のMac/iPhone/iPadからワイヤレスで大画面モニタに表示して、依頼者とともに見ながら話を進められる。
さらに弁護士は、訴状などの書面を起案するMacの画面をそのまま大画面に映し出し、依頼者ととも文面を検討しながら、その場で書面を作成してしまうことができます。依頼者の納得のいく文面をその場で起案できるのです。話す速度で書ける親指シフトなら、依頼者が話す言葉をそのまま文章に書き起こすのもスラスラ。
会議の場合は、議事録をMacからワイヤレスで表示し、その場で議事録を作成して、参加者全員の承認を得てしまうことができます。会議の終了イコール議事録の完成。会議とは決定機関であり、その記録として議事録を作るのが実質的に究極の目的。議事録は会議の現場で作成すべき。
法律事務所の依頼者ではなく、普通の会議なら、全員がMac/iPhone/iPad/Android端末/WindowsPCなどを持っているから、モニタがなくても議事録をScrapboxに書いて、常時全員がリアルタイムで閲覧、編集するのがいい。それを誰かのMac/iPhone/iPadからAppleTVで大画面に映せば、チームのリーダーはそれを眺めながら議論を進行することもできる。 会議室、相談室など、人が議論する部屋には、大型モニタ(またはプロジェクタ)とApple TVが必需品です。
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